小6のときの担任の先生が、
今思い出してもかなり伝説的な人でした。
うちの小学校は2年ごとに担任が変わってたんだけど
5年生の時、担任だった先生が途中で病気になって
何回か先生が入れ替わった時期があった。
小学校高学年と言えば、早い子では反抗期が始まっていて
どんどんマセてくるお年頃。。
臨時で来る先生とはなかなかウマが合わず、
結構クラス内が荒れていた。
そんな時に来た3人目のS先生。
生徒たちのハートをわしづかみにする、かなりステキな先生だった!
見た目は小柄なおばちゃん。
先生なのに茶髪の短髪で耳にはピアスをしている。
いつもジーパンでラフな格好。
屈託のない笑顔が素敵な先生!
先生の何が一番生徒たちを引きつけたかというと
授業の間にする雑談。これがまた面白い!
愛犬コロちゃんの話から、黒魔術のうわさ話まで
子どもが喜ぶ楽しいネタをいつも仕込んでいるわけです。
子どもたちは授業を脱線させるために
いろいろと先生に話しをふるんだけど
まあ、授業中だからなかなか脱線してくれない。
でもそれが目的か(?)
みんな必死に授業を聞くわけです。
5年の終わりで先生とはお別れだったはずが、
あまりの人気ぶりに6年から正式に担任になったほど。
印象的だったのは、授業の取り組み方。
例えば算数のドリルの宿題が出ると
先生は必ず、ノートいっぱいいっぱい使って答えさせる。
図形を書く問題は、一問につき一ページ。
図形をどーんと一つ、大きく書く。
→ノートの減りが早いからどんどんノートが増える
→なんか自分めっちゃ勉強してる!という錯覚に陥る
→楽しくてどんどん勉強する
→ノートの数を競い合うやつもでてくる
このやり方で先生は生徒に楽しく勉強をさせてたわけです。
ノートが終わると最後のページにコメントを書くんだけど
必ず先生が返事をくれるのがまた嬉しい*
ほんとうに、子供の気持ちをわかっている先生だった。
先生のおかげか、クラスの雰囲気もよくなって
男女隔てなく、毎日仲良く遊んでた。
卒業式はさすがに、泣けたなぁ。
あの先生のクラスでほんとに良かった*
大学になって、そのときのクラスの子たちと飲む機会があったんだけど
みんなキャラや立ち位置かわってなくてビックリ!
みんなあの時を純粋に楽しんでたんだね。
勉強とか仕事とか、やらなきゃいけないのに
いややーってなること多いけど
そんな時はいつも、S先生を思い出す。
なんでも楽しんでやること。
楽しくする方法を考えることを
先生は教えてくれた気がするなぁ。
ありがとうございます!!
あ~会いたいな*